株式会社LIXIL住宅研究所様
十塚 朋樹 様(DX推進部 GL)
小柳ゆう子 様(DX推進部 主任)

LIXIL住宅研究所様は、ナビタイムジャパンの「NAVITIME Location Cloud」をヘッドレスCMSとして活用し、APIを通じて各サイトに情報を反映することで一元管理を実現しています。これにより、目標を大きく上回る予約数の増加を達成しただけでなく、複数ページやGoogleビジネスプロフィール、店舗情報、スタッフの紹介文や写真、建築事例の外観・内観画像データなど、店舗に関するさまざまな情報を一元管理することで、情報の掲載・更新業務も大幅に効率化しました。本稿では、Location CloudをヘッドレスCMSとして導入した経緯と、その具体的な効果について詳しくご紹介します。
以前使用していた展示場一覧ページは、約20年前に作成されたオリジナルのCMS(コンテンツ管理システム)で運用しており、ユーザーと加盟店双方に課題がありました。ユーザーにとっては展示会検索サイトが分かりにくく、ユーザー行動分析の結果からも予約プロセスの途中で離脱されてしまい、コンバージョンにつながりにくいという課題がありました。また、加盟店にとっても更新作業に手間がかかり、反映までに多くの不都合が発生していたこともあり、サイト全体を見直す計画を立てました。
当初は自社で新しいCMSを構築することも検討しましたが、スマートフォンへの対応やOSのアップデート、多様な端末への継続的な対応は困難だと感じていました。旧CMSは機能的に限界を迎えており、さらにシステムを開発した会社が既に存在しないため、改修が困難な状況でした。
さらに、展示場の情報をウェブサイトに掲載する際も、加盟店からの情報収集・反映に1件あたり3時間もの時間を要し、手書きのExcelシートやFAXで送られてきた情報を本部である私たちが手入力していました。スタッフ情報も各展示場ごとに登録が必要で、管理が非効率だったことも問題でした。このため、情報の更新までに1週間程度かかることもあり、更新頻度が低いという課題がありました。Googleビジネスプロフィール(GBP)も当時から意識はしていましたが、ホームページの情報と二重に管理されており、本部による一元的な管理が行き届いていない状況でした。当時は、加盟店のほとんどはGBPを活用しておらず、その重要性は認識しつつも、効果的な運用には至っていませんでした。
NAVITIME Location Cloudの導入提案は、まず第1に、運用コストの削減と情報の一元管理を可能にすることでした。旧CMSにはなかった本部による承認機能は、まさにその核となる要素でした。この機能により、これまで本部が手入力で代理登録していた加盟店の情報登録業務が解消され、加盟店自身が入力した情報を本部がチェックし承認するだけで済むようになったのです。これにより、情報掲載業務は効率化され、これまで1件あたり3時間かかっていた作業が数分で完了するようになりました。さらに、展示場検索など同じコンテンツを複数の箇所で利用する際の一元管理機能も非常に便利で、ヘッドレスCMSとして利用するLocation Cloudの店舗情報を修正するだけで、関連する複数ページにAPIを通じて情報が自動で更新されるようになり、スタッフ情報管理も効率化を可能とするものでした。
また、第2に、ナビタイムジャパン様による手厚いサポート体制が挙げられます。NAVITIME Location Cloudの導入成功には、ナビタイムジャパン様による手厚いサポート体制が不可欠でした。導入前から導入後まで継続的なサポートが提供され、特にコンテンツ移行作業においては全面的に支援してくださったため、当社の負担は大幅に軽減されました。細かな説明をせずとも意図を理解し、バナーの一斉更新といった煩雑な作業まで支援いただけた「人」によるきめ細やかなサポートが、システム導入の成功を後押ししました。

NAVITIME Location Cloudの導入により、情報収集・反映作業は効率化されました。加盟店からの情報収集・反映にかかる時間が、これまで1件あたり3時間かかっていた作業が数分で完了するようになりました。情報の更新も1週間程度かかっていたものが、早ければその日のうちにホームページに反映されるようになりました。手書きのExcelからデータを読み取って入力する作業が不要になり、業務負荷は大幅に軽減されました。

また、加盟店が自ら情報を更新するようになり、以前よりも手厚く情報を掲載してくれるようになりました。更新された情報がすぐに反映され、目に見える形で効果が現れることで、加盟店の情報発信への意欲が高まっていると感じています。スタッフ管理もより整理され、複数の店舗に所属するスタッフも重複せずに紐づけて管理できるようになったことで、作業負担を減らしながら、店舗ごとの個性を打ち出した情報を掲載できるようになりました。
また、見学予約システムと連動が可能になり、加盟店自ら見学予約イベントを作成、掲載することができるようになったので、予約数も大幅に増加し当初目標を超えて前年度比125%を達成できました。
今回の改善を行った結果、広告宣伝費を増やすことなく予約率を向上させることができ、展示会検索サイトから予約までの流れがスムーズになったことで売上増加にも大きく貢献しています。
NAVITIME Location Cloudに対して今後のさらなる活用と進化を期待していますが、特に当社では情報掲載だけでなく、裏側の情報管理や加盟店にとっての経営管理への活用も視野に入れています。店舗管理機能の活用範囲を広げ、スタッフ管理データなども含めて、表面的な情報表示だけでなく、バックヤードでの経営管理に役立てていきたいと考えており、今後のバージョンアップにも期待しています。
FC本部として、加盟店の経営支援に繋がるような仕組みを構築するため、NAVITIME Location Cloudのデータを経営指標と結びつけ、未来予測を可能にするツールとしての活用を目指しています。現状の利用は「表面的な」ものに留まっていると感じており、本来持つポテンシャルを最大限に活用し、収集したデータを経営支援やより高度な広告連携に繋げていきたいと考えています。商品情報やイベント情報との連携を強化し、お客様が来店前の検討段階でより魅力的なコンテンツにアクセスできるようになることも期待しています。
また、ナビタイムジャパン様の高度な地図情報とAI技術を組み合わせることで、お客様の現在地や過去の行動履歴に基づいたパーソナライズされた店舗検索体験の提供や、生成AIによる検索結果への対応など、変化するニーズに対してどのような機能を提供していくのか注目しています。
これらの成功と期待を通じて、当社はNAVITIME Location Cloudを一元管理と運用改善をもたらす重要なツールとして位置づけ、今後もお客様の体験向上と事業成果の最大化を目指していく方針です。
NAVITIME LocationCloud
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NAVITIME Location Cloudでできることや活用事例をご紹介します。
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Case
Googleマップでも!ニトリアプリでも! Location Cloud・ナビタイムAPIを活用したお買い物体験向上への取り組み
株式会社ニトリ様
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